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2025年

職場のメンタルヘルス対策ガイドライン―WHOの提言 to action―

世界共通の課題「働く人のメンタルヘルス」 現代の働く環境では、心の不調はもはや個人の問題ではなく、世界的な公衆衛生課題とされています。WHO(世界保健機関)が2022年に発表した「職場のメンタルヘルス対策ガイドライン」では、職場におけるメンタルヘルスの促進と、精神疾患の予防・対応を包括的に示しています。 背景には、うつ病や不安障害による生産性低下が全世界で年間12兆ドル(約1,700兆円)規模の経 […]

職場のメンタルヘルス対策-全体MAP

働く人の「こころ」を守ることが、企業の力を守ること 現代の職場では、心の不調を抱える労働者が年々増加しています。厚生労働省の「労働安全衛生調査(2023年)」によると、仕事や職業生活に強いストレスを感じている労働者は約54%に上ります。業務の複雑化や人間関係の変化、テレワークによる孤立感など、ストレス要因は多様化しています。こうした状況の中で、メンタルヘルス対策は「福利厚生」ではなく「経営課題」と […]

昼休みのセロトニン補給 ― Lunch time strategy

「昼食後、眠くて集中できない」「午後になるとイライラしやすい」――そんな経験、ありませんか?その原因の一つが、脳内で「幸福ホルモン」とも呼ばれる セロトニン の不足です。 セロトニンは気分の安定、集中力、ストレス耐性に関わる神経伝達物質です。しかし、長時間の室内勤務や人工光下では分泌が低下しやすく、午後には「脳のガス欠」状態に陥りやすいことが知られています(Young & Leyton, […]

ノルアドと対人ストレス反応 ― なぜ緊張するのか

上司からの突然の質問、顧客との交渉、部下との評価面談。ビジネスの現場では「人と向き合う場面」が避けられません。そして、その瞬間に強いストレスを感じてしまう人は少なくありません。 「心拍数が急に上がる」「声が震える」「頭が真っ白になる」――。これは決して性格の弱さではなく、脳の神経伝達物質 ノルアドレナリン の働きに深く関係しています。ノルアドレナリンは私たちが外部の刺激にどう反応するかを左右し、と […]

ノルアドレナリンで緊張マネジメント ― 塩梅を見つける

大事なプレゼンや商談、上司への報告。そんな場面で「緊張しすぎて声が震えた」「頭が真っ白になった」という経験はありませんか?一方で、全く緊張しないと気が抜けてパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。 この「緊張のコントロール」に深く関わっているのが、脳内の神経伝達物質 ノルアドレナリン です。ノルアドレナリンは、適度であれば集中力を高め、過剰であれば不安や動揺を引き起こします。つまり、緊張を「な […]

ドーパミンで人間関係改善 ― 科学的に「つながり」を育てる方法

「人と話すのが億劫」「上司や同僚との関係がぎくしゃくする」「部下へのフィードバックが気まずい」――。多くのビジネスパーソンにとって、人間関係は成果やメンタルに直結する重要なテーマです。努力しても関係が改善されないと感じると、「自分の性格のせいではないか」と落ち込んでしまう人も少なくありません。 しかし近年の神経科学は、人間関係の質に脳内のドーパミンが深く関わっていることを明らかにしています。ドーパ […]

ドーパミンで報酬設計― 科学で解く「やる気」の仕組み

「やらなければいけないことは分かっているのに………なかなか手が動かない」「新しいことを始めたけれど、三日坊主で続かない」 こうした経験は、多くのビジネスパーソンに共通する悩みです。仕事や学習、トレーニングなど、継続が求められる場面でモチベーションをどう維持するかは、成果を左右する大きな要素です。 そのカギを握るのが、脳内の報酬系を動かす「ドーパミン」です。ドーパ […]

セロトニンで安定するコミュ力 ― 職場の人間関係を科学で整える

「上司の一言に必要以上に落ち込んでしまう」「会議で意見を言おうとすると緊張して声が出にくい」「人と話すときに心がざわついてしまう」――仕事をしていると、多かれ少なかれ人間関係のストレスに直面します。実際、厚生労働省の調査でも、働く人の約6割が職場で強いストレスを感じていると報告されています。では、なぜ人との関わりが心を揺さぶり、集中力やパフォーマンスに影響を与えるのでしょうか?そのカギを握るのが、 […]

セロトニン調整し仕事開始に照準を合わせよう

「朝から頭が働かない」「午前中はどうしても集中できない」――そんな悩みを持つビジネスパーソンは少なくありません。脳のスイッチが入らないまま会議に臨んでしまい、気づけば大事なポイントを聞き逃していた…という経験は誰にでもあるでしょう。その原因のひとつに関わっているのが、脳内物質「セロトニン」です。セロトニンは「心の安定ホルモン」とも呼ばれ、覚醒や集中力、気分の安定に深く関わっています。特に朝の時間帯 […]

>産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

東京産業医Engage事務所では、働く人の心身の健康を守り、企業が安心して事業を続けられる環境づくりをサポートしています。予防医学の視点を大切にしながら、従業員のメンタル不調や健康課題を早期に把握し、企業の実情に合わせた現実的で効果的な支援を行います。
法令対応だけでなく、日々の相談体制や管理職向けの助言など、現場で本当に必要とされる産業保健の仕組みづくりを丁寧に伴走することが私たちの役割です。 「何から相談すればいいのか分からない」という段階でも問題ありません。詳細につきましては以下よりご参照ください。

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