WORK PERFORMANCE
「働ける」の先にある、仕事のパフォーマンスを考える。
仕事をしていると、さまざまな「うまくいかない」が生じます。
報告が遅れる。
優先順位をつけられない。
複数の仕事が重なると、抜け漏れが生じる。
必要なタイミングで相談できない。
同じ説明をしても、期待したアウトプットにつながらない。
こうした問題が続くと、本人の評価だけではなく、上司による確認や修正、仕事の巻き取りが増え、チーム全体のパフォーマンスにも影響します。
しかし、そこで見えている行動だけを捉えて、
「もっと早く報告してください」
「優先順位を考えて仕事をしてください」
「分からなければ相談してください」
と伝えるだけでは、改善しないことがあります。
なぜなら、同じ行動として現れていても、その背景にある理由は一人ひとり異なるからです。
PERFORMANCE FRAMEWORK
パフォーマンスは、「その人」だけでは決まりません。
仕事のパフォーマンスが低下したとき、その原因を本人の能力や意欲に求めてしまうことがあります。
しかし、実際の仕事はもっと複雑です。
その人がどのような特性や経験を持っているのか。
どのような仕事を求められているのか。
どのような上司やチーム、組織の中で働いているのか。
そして、そのとき心身がどのような状態にあるのか。
JIN MEDOCでは、仕事のパフォーマンスを次の4つの要素の相互作用として捉えています。
スキル・思考の傾向
難易度・量・期限
組織文化・制度
睡眠・ストレス
コンディション
Person × Task × Environment × State
人 × 仕事 × 環境 × 状態
↓
Performance / Decision
パフォーマンス / 意思決定
Person|人
特性、価値観、経験、スキル、物事の捉え方や考え方。
Task|仕事
業務内容、役割、難易度、仕事量、期限、同時に求められる課題。
Environment|環境
上司、同僚、チーム、組織文化、制度、指示や情報共有のあり方。
State|状態
心身の健康状態、睡眠、疲労、ストレス、その日のコンディション。
同じ人でも、仕事や環境が変わればパフォーマンスは変わります。
同じ仕事でも、疲労や睡眠不足、強いストレスのある状態では、判断や行動が変化することがあります。
だからこそJIN MEDOCでは、「この人には何が足りないのか」だけではなく、「どのような条件で、どのような問題が生じているのか」まで考えることを大切にしています。
FROM BEHAVIOR TO MECHANISM
見えている行動の、その先を考える。
例えば、「報告が遅い」という同じ問題が起きていたとしても、その背景は同じとは限りません。
自分で解決してから報告すべきだと考えている。
どの段階で相談すべきか判断できていない。
仕事の進捗そのものを正確に把握できていない。
できていないことを伝えることに心理的な抵抗がある。
複数の仕事に追われ、報告そのものが抜けてしまう。
表面に現れるのは、いずれも「報告が遅い」という一つの行動です。
しかし、その背景が違えば、必要な対応も異なります。
単に「報告を早くする」という行動だけを求めるのではなく、
何が起きたのか。
なぜその判断をしたのか。
どのような条件で問題が起こるのか。
どうすれば実際の仕事の中で変えられるのか。
そこまで考えることが、仕事のパフォーマンスを理解するためには必要だとJIN MEDOCは考えています。
WORK PROCESS
仕事は、一つの能力だけで成り立っているわけではありません。
実際の仕事では、依頼を受けてから完了するまでに、さまざまな判断が行われています。
求められていることを理解する。
↓
優先順位を判断する。
↓
時間や労力を配分する。
↓
複数の仕事を進める。
↓
問題や遅れに気づく。
↓
必要に応じて報告・相談・調整する。
↓
求められる期限と品質で仕事を完了する。
どこか一つで問題が起こると、それが次の工程へ影響し、最終的には「仕事が遅い」「ミスが多い」「報告がない」といった形で現れることがあります。
JIN MEDOCでは、こうした仕事のプロセスを分解し、どこで、どのようにパフォーマンスが変化しているのかを考えていきます。
PERFORMANCE AND CONDITION
「できる人」でも、いつも同じように判断できるとは限りません。
パフォーマンスの問題は、その人が持つ比較的安定した特徴だけでは説明できません。
睡眠不足。
疲労。
ストレス。
仕事量の増加。
時間的なプレッシャー。
複数の判断を連続して求められる状況。
こうした状態によって、普段なら問題なくできる判断や行動にも変化が生じることがあります。
つまり重要なのは、
「この人は仕事ができるか、できないか」
という固定的な評価だけではなく、
「どのような条件で、その人のパフォーマンスや意思決定が変化するのか」
を理解することです。
JIN MEDOCでは、仕事のパフォーマンスと、その時々の状態との関係についても探究しています。
FOR ORGANIZATIONS
個人の問題が、組織の問題になる前に。
一人の社員に生じている小さな仕事上の問題でも、それが長期間続けば、周囲の仕事にも影響します。
管理職による進捗確認。
追加の個別面談。
繰り返される指示や説明。
提出物の修正や手戻り。
仕事の巻き取り。
同僚によるフォロー。
一つひとつは小さな対応でも、積み重なることで管理職やチームの時間を使い続けます。
だからこそ、本人だけを見るのではなく、
本人に何が起きているのか。
仕事との間にどのようなズレがあるのか。
管理職や職場はどのように関わるべきなのか。
その両方から考える必要があります。
JIN MEDOCは、人のパフォーマンスを「本人だけの問題」にせず、人と仕事、そして組織との関係から捉えることを目指しています。
OUR APPROACH
健康から、Performance、そしてDecisionへ。
JIN MEDOCの出発点は、医学と産業保健です。
働く人の健康を守ること。
病気があっても、安全に仕事を続けられる状態を考えること。
休職や復職、就業上の配慮について、本人と企業の双方から考えること。
しかし、働く人にとって「健康で働けること」は重要な土台である一方、それだけがゴールではありません。
その先には、
自分の能力を発揮すること。
周囲と協働すること。
状況の変化に対応すること。
そして、必要な場面でより良い意思決定をすることがあります。
Health → Work → Performance → Decision
JIN MEDOCは、医学・産業保健・人間理解を基盤に、人がより良く働き、より良い意思決定ができる状態とは何かを探究していきます。
INSIGHTS
Work Performanceを考える
仕事のパフォーマンスについて、実際の職場で起きる問題を一つずつ取り上げ、医学・産業保健・人間理解の視点から考えていきます。
なぜ管理職は、一部の社員へのフォローに多くの時間を取られるのか
管理職による進捗確認、再指示、修正、仕事の巻き取り。その背景に何が起きているのかを考えます。
「報告が遅い社員」に報告を早くするよう伝えても、なぜ改善しないのか
同じ「報告が遅い」という行動の背景にある、異なるメカニズムについて考えます。
仕事ができないのではなく、「仕事の組み立て方」が違うという視点
仕事を完了するまでのプロセスを分解することで、表面的な評価だけでは見えない問題を考えます。
優先順位をつけられない人は、本当に優先順位のつけ方を知らないのか
優先順位の問題を、単なる知識やスキルの不足だけではなく、判断プロセスから考えます。
管理職が部下の仕事を巻き取る組織で、何が起きているのか
本人への支援が、いつの間にか管理職の過剰な負担へ変わっていく構造を考えます。
同じ人でも、なぜ「判断を間違えやすい日」があるのか
睡眠、疲労、ストレスなど、その日の状態と仕事上の意思決定との関係を考えます。
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特定の社員への継続的なフォローに、管理職の時間が使われていませんか。
JIN MEDOCでは現在、報告・相談、優先順位、タスク管理などの業務遂行上の課題によって、管理職にどのような負担が生じているのか、企業の人事・管理職の方へのヒアリングを行っています。
例えば、
・毎日のように進捗確認が必要になる
・報告や相談を何度も促している
・同じ内容を繰り返し説明している
・提出物の修正や手戻りが多い
・最終的に管理職が仕事を巻き取っている
といったケースです。
一つひとつは小さな対応でも、長期間続くことで、管理職が本来取り組むべきマネジメントや組織運営の時間を圧迫することがあります。
現在JIN MEDOCでは、こうした課題が実際の企業でどのように生じているのかを理解し、今後のサービス開発につなげるため、30分程度の企業ヒアリングへのご協力をお願いしています。
ヒアリングへの参加は、サービスの契約や導入を前提とするものではありません。
また、特定の従業員を識別できる個人情報や健康情報をご共有いただく必要はありません。
同様の課題を感じている人事・管理職の方がいらっしゃいましたら、下記よりお問い合わせください。
CONTACT
人と仕事のパフォーマンスについて。
JIN MEDOCでは、仕事のパフォーマンスや意思決定について、企業の現場で生じている課題をもとに研究・サービス開発を進めています。
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