内科*メンタル/労働衛生コンサルタント/心療内科医が提供する産業医役に立つ情報を提供する

就労 performance

就労者の精神的パフォーマンス|心を整え、成果を最大化する

はじめに:仕事の成果は「心の状態」で決まる

どれほどスキルや経験を積んでも、心が不安定なときには本来の力を発揮できません。
現代のビジネス環境では、集中力・判断力・創造力といった脳のパフォーマンスが成果を大きく左右します。

このカテゴリーでは、心療内科医・産業医としての経験をもとに、
働く人が自分のメンタルコンディションを整え、最高のパフォーマンスを引き出すための視点をお届けします。


脳を司る3つのホルモンに着目して発信していきます

私たちの思考や感情、行動のすべては、脳内で働く化学物質によってコントロールされています。
中でも重要なのが、次の3つのホルモンです。

  • ドーパミン:やる気・モチベーション・達成感を生み出す

  • セロトニン:安定・集中・安心感を支える

  • ノルアドレナリン:注意力や判断力を高める覚醒ホルモン

これら3つのバランスが、私たちの精神的パフォーマンスを大きく左右します。

このカテゴリーでは、

脳科学や心理学の観点から、3つのホルモンがどのように働くか
日常生活や仕事の中で、それぞれをどのように整えていけるか
感情や集中力、モチベーションの波をどうコントロールしていくか

といった内容を、科学的根拠と実践的視点の両面からわかりやすく発信していきます。


セルフマネジメントを高めるために

このカテゴリーの目的は、単なる知識の紹介ではなく、
働く人が「自分の心と脳の状態を理解し、主体的に整える力(セルフマネジメント力)」を高めることにあります。

心の調子は、外的な環境だけでなく、脳内ホルモンの微妙なバランスによっても左右されます。
その仕組みを理解することで、

  • ストレスを感じたときに自分を立て直す

  • 集中力が途切れたときにリズムを取り戻す

  • 感情に振り回されず、冷静な判断を維持する

といった「自分の心を扱う技術」を身につけることができます。

セルフマネジメントを向上させる方法を中心に、
科学的根拠に基づいた“心の整え方”を発信していきます。


働く人へのメッセージ

仕事のパフォーマンスは、努力や根性ではなく、脳のコンディションの整え方で決まります。
「心をコントロールしよう」とするのではなく、
「心を整えるリズムをつくる」ことが長く成果を出すための鍵です。

忙しい日々の中でも、

  • 自分の心の波に気づくこと

  • 小さなリカバリーを重ねること

  • 自然な集中を取り戻すこと

これらが、安定したパフォーマンスにつながります。

本カテゴリーを通じて、
「心と脳を味方につける働き方」を実現するためのヒントをお届けします。

関連記事のご案内

Businessのカテゴリーで最新記事を随時更新していきます。

ぜひそちらを参考にしてください。

「集中していたのに急にやる気が切れる」「夜にスマホを見ながらつい眠れなくなる」――そんな経験は誰にでもあるでしょう。実は、これらの心と体の乱れの背景には、脳内物質であるセロトニンの働きが深く関係しています。 セロトニンは、感情・睡眠・集中力・ストレス耐性などをコントロールする脳の調律役。仕事におけるパフォーマンスや人間関係の安定、そして生活リズムを整える上で欠かせない存在です。 しかし現代社会では […]

上司からの突然の質問、顧客との交渉、部下との評価面談。ビジネスの現場では「人と向き合う場面」が避けられません。そして、その瞬間に強いストレスを感じてしまう人は少なくありません。 「心拍数が急に上がる」「声が震える」「頭が真っ白になる」――。これは決して性格の弱さではなく、脳の神経伝達物質 ノルアドレナリン の働きに深く関係しています。ノルアドレナリンは私たちが外部の刺激にどう反応するかを左右し、と […]

「プレゼン直前は緊張で手が冷たくなる」「締め切り前になると妙に集中できる」――そんな経験をしたことはありませんか? これらは、脳と身体を戦闘モードに切り替える神経伝達物質、ノルアドレナリンの働きによるものです。 ノルアドレナリンは、ストレスを感じたときに分泌される「闘争・逃走ホルモン」とも呼ばれます。一見ネガティブに聞こえますが、実は集中力・判断力・危機回避能力を高めるために不可欠な物質です。適度 […]

知らずにやっているかもしれないNG習慣 「特別に不健康なことはしていないのに、気分が安定しない」「忙しいだけなのに、最近イライラや不安が増えた気がする」 こうした変化の背景には、セロトニンを乱してしまう日常的な食事習慣が隠れていることがあります。重要なのは、セロトニンは一時的に増減するものではなく、毎日の食事リズムや内容の積み重ねで安定性が決まるという点です。ここでは、多くの人が無意識に行っている […]

「上司の一言に必要以上に落ち込んでしまう」「会議で意見を言おうとすると緊張して声が出にくい」「人と話すときに心がざわついてしまう」――仕事をしていると、多かれ少なかれ人間関係のストレスに直面します。実際、厚生労働省の調査でも、働く人の約6割が職場で強いストレスを感じていると報告されています。では、なぜ人との関わりが心を揺さぶり、集中力やパフォーマンスに影響を与えるのでしょうか?そのカギを握るのが、 […]


>産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

東京産業医Engage事務所では、働く人の心身の健康を守り、企業が安心して事業を続けられる環境づくりをサポートしています。予防医学の視点を大切にしながら、従業員のメンタル不調や健康課題を早期に把握し、企業の実情に合わせた現実的で効果的な支援を行います。
法令対応だけでなく、日々の相談体制や管理職向けの助言など、現場で本当に必要とされる産業保健の仕組みづくりを丁寧に伴走することが私たちの役割です。 「何から相談すればいいのか分からない」という段階でも問題ありません。詳細につきましては以下よりご参照ください。

CTR IMG