心療内科/産業医・労働衛生コンサルタント/アルコール診療:医師が発信
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2026年

仕事ができないのではなく、「仕事の組み立て方」が違うという視点

「報告が遅い」 「優先順位をつけられない」 「複数の仕事が重なると抜け漏れが増える」 「分からないことがあっても相談しない」 こうした問題が続くと、つい、 「この人は仕事ができない」 という評価になってしまうことがあります。 もちろん、実際に業務遂行上の課題がある場合もあります。 ただ、その一言だけでは、 どこで仕事がうまくいっていないのか までは分かりません。 仕事は、単に「できる・できない」で […]

本人が「飲酒は問題ない」と言うとき、会社はどう対応すればよいのか

「お酒はそんなに飲んでいません」 「自分では問題ないと思っています」 「仕事には影響していません」 飲酒の影響が疑われる社員と面談したとき、このように言われることがあります。 会社側としては、 遅刻が増えている。 欠勤も続いている。 仕事上のミスも目立っている。 だからこそ、 「飲酒が影響しているのではないか」 と考えている。 しかし、本人は問題を認めていない。 このような状況になると、管理職や人 […]

「お酒を減らしてください」だけでは、なぜ職場の問題は解決しないのか

遅刻が増えている。 体調不良による欠勤が続いている。 以前にはなかった仕事上のミスが目立つ。 話を聞いてみると、どうやら飲酒量も増えているようだ。 こうした社員に対して、 「少しお酒を控えた方がいいのではないですか」 と伝えることがあります。 本人も、 「分かりました。減らします」 と答える。 ところが、しばらくするとまた遅刻する。 体調不良による欠勤も続く。 仕事上の問題もあまり変わらない。 す […]

「報告が遅い社員」に報告を早くするよう伝えても、なぜ改善しないのか

「問題が起きたら、早めに報告してください」 管理職であれば、一度は部下に伝えたことがある言葉ではないでしょうか。 ところが、数週間するとまた同じことが起きます。 期限直前になって、 「実は、まだ終わっていません」 と報告される。 取引先から問い合わせが来て、初めて問題が起きていたことを知る。 上司から確認してみると、 「もう少し自分で何とかできると思っていました」 と言われる。 そこで改めて、 「 […]

遅刻・欠勤・ミスが増えた社員:会社はどこまで「飲酒」に踏み込んでよいのか

最近、月曜日の遅刻が増えている。 体調不良による欠勤も以前より多くなった。 仕事では、これまであまりなかったミスが目立つようになっている。 上司からすると、 「もしかして、お酒が関係しているのではないか」 と感じることがあります。 実際、飲み会の翌日に体調を崩していたり、本人から「昨日は飲みすぎた」という話を聞いたことがあったりすれば、なおさら気になるかもしれません。 しかし、そこで次の疑問が出て […]

なぜ管理職は、一部の社員へのフォローに多くの時間を取られるのか

朝、出社して部下の進捗を確認する。 「昨日お願いした件、どうなっていますか?」 確認すると、まだ途中だったり、依頼した内容とは少し違う方向に進んでいたりする。 そこで改めて説明する。 昼になって別の仕事の状況も確認する。夕方になっても報告がないため、もう一度声をかける。提出された資料を見ると修正が必要で、結局、自分で直した方が早いと感じて一部を巻き取る。 こうした場面は、管理職であれば一度は経験し […]

復職直後の設計―産業医は何を考えて就業制限を判断するのか―

産業医実務対応シリーズ⑤ 前回の記事では、復職判断において重要なのは「症状が改善したか」だけではなく、「安全かつ安定して働ける状態まで就労機能が回復しているか」を確認することであると解説しました。 しかし、復職可能と判断されたからといって、休職前と同じ働き方にすぐ戻してよいとは限りません。 メンタルヘルス不調からの復職では、「復職できる状態」と「通常勤務を問題なく継続できる状態」は必ずしも同じでは […]

メンタル不調からの復職判断で企業が確認事項

産業医実務対応シリーズ④ 休職者が回復し、「復職したい」と申し出があったとき、企業にとって最も重要なのが復職判断です。この判断を誤ると、短期間での再休職や職場トラブルにつながり、本人・職場双方に大きな負担を与えます。 実務上よくある問題として、 ・主治医が「復職可能」と判断しているが不安が残る ・本人は復職を希望しているが、業務遂行能力が見えない ・職場側が受け入れに消極的 ・復職後に再発を繰り返 […]

主治医・産業医・会社の連携:情報共有のポイントと注意点

(産業医実務対応シリーズ③) 休職対応において、企業が直面する最も難しい問題の一つが「主治医・産業医・会社の連携」です。従業員がメンタル不調を抱えた場合、医療機関で治療を受けながら職場との調整を進めることになりますが、この三者の情報共有が適切に行われないと、判断のズレやトラブルが生じやすくなります。 実務では、次のような場面がよく見られます。 主治医の診断書では「休養が必要」と書かれているが、会社 […]

記録と判断プロセスの重要性

産業医実務対応シリーズ② 従業員から「休職したい」と訴えがあった際、初動で安全確保と産業医面談につなげることが第一歩です。 しかし実務上、次に必ず問題になるのが ・どこまで記録を残すべきか ・主治医の診断書と産業医判断をどう整理するか ・本人の希望と会社制度をどうすり合わせるか ・後から揉めないために企業が整えるべき型とは何か           という「判断プロセス」の部分です。 休職対応は感情 […]

>産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

産業医・メンタルヘルス支援のご相談について

JIN MEDOCでは、働く人の心身の健康を守り、企業が安心して事業を続けられる環境づくりをサポートしています。予防医学の視点を大切にしながら、従業員のメンタル不調や健康課題を早期に把握し、企業の実情に合わせた現実的で効果的な支援を行います。
法令対応だけでなく、日々の相談体制や管理職向けの助言など、現場で本当に必要とされる産業保健の仕組みづくりを丁寧に伴走することが私たちの役割です。 「何から相談すればいいのか分からない」という段階でも問題ありません。詳細につきましては以下よりご参照ください。

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